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□後輩あんにん編
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肌寒い教室に楽器の音色が
響く‥‥


とても綺麗な音色だ。


時刻は5時半、部活動の時間だ。


『めっちゃ、綺麗な音色だ‥』


そう目を開けて呟いたのは彼死峰 凛。
彼は学校1の不良少年でもある。

彼のいる場所は保健室。

朝から授業をサボり今まで寝ていたのだ。


「いい加減に起きたら〜?
もう放課後だぞ〜」

そうやって凛に注意するのは保健室の先生。


『うるせーなー殴るぞ‼』


「殴るれるもんなら
殴ってみなさいよーだ笑」


『ちっ、まぁいい帰る』


そう、言って凛は
保健室を後にした。


「やっぱり、口だけ‥

本当に彼が暴行事件おこしたのかしら?」



窓から
隙間が風が音をたてて
抜けていった‥‥
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