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□one 挨拶編 始めまして
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あのあと気付いたら意識を失っていた

目を閉じたせいで真っ暗な世界から意識を引き戻す


『....んん、夢?』

「....アホ」

『失礼な!!..ていうか、誰?

目を覚ますとそこには....

不機嫌な顔をした女の人

「女じゃねぇぞ」

『わかってる』

あれだよ、ちょっとしたジョークだよ

てか今さりげなく心読んだ?

「一応な」

『うっわ!ほんとに心読んだ!』

「神だから普通だろ」

『神?』

スマブラの世界に私連れてこられたんだよね

じゃあスマブラの神ってマスターハンド?

でもさっきマスターこんな口悪くなかったし

「右手と一緒にすんな
あと口悪くねぇ」

『じゃああんたクレイジーハンド?』

「バカでもそれくらい分かるだろ」

『バカじゃないから!』

口悪いけどクレイジーってすごいイケメン......

「心の中では正直だな」

『イッラ〜〜〜〜』

そのまま口論してるとこれまたタイプの違うイケメンが....

「クレイジー何騒いでんの?
あっ!華ちゃん起きたんだね!」

『あぁ、はい。ところでどちら様?』

「あははっ さっき会ったばっかりなんだけどな〜」

ん?私の記憶にはこんなイケメン居ないぞ?

よく見たらクレイジーに似てるし....

『マスターハンド?』

「そのとーり☆
でも今は人の姿だからマスター、って呼んでね♪」

『うん!マスターだね、よろしく!』

「それでこっちの無愛想は左手のクレイジー!
いっつもこんな顔だから」

「無愛想は余計だ」

「真実はいつもひとつ!」ガッ

マスターが指をビシッと指して言う
それより蹴られてますよ

「ぐふっ...まだまだ...
そーだ華ちゃん!華ちゃんの部屋の用意ができたんだ!部屋まで案内するから付いてきて!」

『へっ!?あっちょ.....』

展開が早すぎて腕をマスターが掴んで走り出したと気づいたときにはもう部屋を出ていた

「っ.........」

クレイジーの伸ばした手は物を掴むこと無く空を切っていた







「何、止めようとしたんだ..」

そういった彼の声は彼一人しかいない部屋に溶けていった




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