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□four 挨拶編 は、始めまして?
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『ついたー!』

ついたぜー、食堂!!

ここにくるまでに何度道を間違えたか。
そして訪ねようとも思ったけど誰もいなかったから自力!

にしても....、デカイなおい。

食堂の扉ってこんなにデカイといけないの?

とりあえず.....

『入るか。』

入ろうとして扉の取っ手に手をかけようとした.....その瞬間。


ドガッ ドスッ ダターン☆

『ちょっと管理人!最後の☆いる!?』

 ちょっとしたチャメっ気です by管理人

『あっそ、じゃなくて!これはどういう状況!?』

私が手をかけようとした瞬間、扉の向こうから鈍い音。
音が止まったら扉が勢いよく開き、視界いっぱいに赤が映った。ら、後ろに倒れましたとさ。

自分のことなのになんで他人ごとっぽいの!?

ていうかこれ、赤いの何?

しかも重いし。

とか考えてたら扉の向こうから腹黒王子登場。

「誰が腹黒王子だって?
ていうか、ロイはいつまで僕の華にくっついてるつもり?」

あーしまった、忘れてたよ。マルスが読心術使えるって。

ん?ロイ?

『あっほんとだこの赤いのロイだったんだ!』

「ううっ.....華ひどい....」

『いやだって赤いやん。』

「俺の頭は赤っていうよりオレンジだろ!」

『ロイ復活。』

さっきまで気を失っていたのか知らないけど静かにしてたロイがツッコミができるまでに復活していた。

「ところで二人とも、いつまで僕をおいてけぼりにするつもりだい?」

『「あっ....」』

「ふっ......ロイ覚悟!!!

「ぎゃ、ぎゃああぁぁぁあ!!!」

マルスがおいてけぼりにされたからかロイに斬りかかって逃げたロイを追いかけてどこかへ行ってしまった。

走っていった二人はおいといて、
食堂には大体十人くらいの人がいる。

キョロキョロと食堂内を見渡していたら約十人の中から二人が立ち上がってこちらへ向かってきた。

あのゴージャスな服は...ピーチ姫とゼルダだ。

二人は私の前で立ち止まりスゥッと息を吸った。

どうしよう、嫌な予感がする....!

「「可愛いですわーー!!」」

そう叫んだら二人は私を思いっきり抱き締めた。

「キュートですわプリチーですわ!」
「天使よエンジェルがいるわー!」
『ちょっ苦し....っ』

盛り上がりのところお二人さんとても苦しいです。

「ごめんなさい。」

二人はパッと手を離した。

私は肩を上下させて酸素を求める。

姫二人はそんな私をほっておいて自己紹介を始めた。

「先程は失礼しました。
ワタクシはキノコ王国のピーチ姫ですわ。」

「ワタクシはハイラルのゼルダ姫です。
ワタクシたちは可愛いものを見るとつい興奮してしまって...。」

今さらりと少し怖いこと言ったよね。
って私も自己紹介しなきゃ。

『えっと私は華です。よろしくね。
ピーチとゼルダ?』

「ええ、もちろん。」
「よろしくですわ。」

ふんわりと笑う二人はとても姫らしいきれいな顔をしていた。

「それはそうと、もうここの人たちとの挨拶は済みまして?」

『え?いやまだ全然。』

そういやまだ二人を入れて八人ぐらいしか

「でしたらワタクシたちに案内させてくださいまし。」

『えっいいの!?』

「ええ、もちろん。
ワタクシたち早く華と仲良くなりたいんですの。」

『そっか!じゃあお願いしようかな。』

二人のお言葉に甘えることにした。
いちいち探すのめんどうだし。

「ではまずここにいる者から。」

「いきましょう。」

ゼルダに手を引かれ食堂の真ん中へ向かう。

見かけによらずこのお姫様達は力が強いようだ。

まあ男に混じって乱闘するんだから当たり前か。


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