テニスの王子様
□昔話
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図書委員を今までサボっていた分として
全ての本棚を綺麗(番号順)に整理しろと言われた。
最初は何とかなるだろうと思ってたがなかなか終わらない。
疲れと飽きがきたとき、リョーマの目に止まったものは
日本昔話だった。
物心ついた頃にはテニス生活だったため、ほとんど読んでもらったことはない。
桃太郎か・・・
確か昔親父が話してくれたっけ。
おばあさんが大きな桃を拾ってきて、そこから人が出てきた。その子はピーチ君となずけられ、悪名名高い鬼を退治しに向かう。旅の途中動物達を仲間に引き入れるが、ピーチ君はだんだんめんどくさくなって動物達にまかせた。しかし、ピーチ君は責任を感じ動物達に遅れて行く。ピーチ君がつくと動物達が鬼にとどめをさすところだった。ピーチ君は弱りきった鬼を切り手柄を自分だけのものにした。ピーチ君はおばあさんの家に帰り英雄となり、綺麗なお嫁さんをたくさんもらった。
という話だったかなと思いつつも本を読んだ。
・・・
騙されていたことに気付くまでそう時間はかからなかった。