夢
□似た者同士
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いきなり髪に触れたからか、デイダラはびくりと体を震わせた。
「な、何だよ、うん」
「いや」
髪を一束持ち上げて、離す。
細くて柔らかい金色の髪は、手から零れさらさらと落ちた。
「綺麗な髪だなと思って」
「そうか?」
「うん」
女である私のより綺麗なんじゃないだろうか。
少し、妬ける。
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