YGO短編2

□hunting!
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名前は、泣き腫らした目で自分の腹部に跨がるアリトに目をやった。
アリトは、名前の許しを乞うような視線に満足気に舌なめずりをし、徐に彼女の太股に指を這わせる。

「ん、くぅ……」

名前は下唇を噛み締め、声を出さないように努める。しかし、どうやらその態度が逆にアリトの過虐心を煽ったらしく、アリトは嬉しそうに喉を鳴らす。

「どこまで耐えれるだ…?アァ? …ヒャハハッ試してやるぜ!」

それが、始まりの合図だった。
気付けば視界は奪われおり、手足の自由も利かなくなっている。名前は、自分の状態を認識し、もう助からないということを悟った。

名前が待ち焦がれていたのは、こんな彼では無い。 だから、名前は大好きだった彼と同じ顔の男の指に表情を歪める。

「アリト……アリト」

見えない中で必死に名前は彼の名前を呼んだ。返事は無い。
真っ暗闇で誰の気配も感じない。そんな世界で、彼女はぬくもりを求めた。

「アリト……どこ…?」

「ここだっつーのッ」

急な痛みに、名前は言葉を失い、背を弓形にする。アリトはそれを見て、楽しそうに口角を上げると、名前の蜜壺に挿した右の人差し指と中指を激しくピストンし出した。その度に、名前の腰は浮いていく。

「あっ…ああっ…!!」

切ない声を上げる名前。アリトの過虐心は煽られるばかりだ。
彼女をもっと泣かせたくて、アリトは薬指までを名前の未開拓な蜜壺に挿入する。案の定、彼女は口を大きく開き、苦しそうに唸った。

ニヤリとほくそ笑んだアリトは、三本の指をバラバラに動かし、名前を絶頂へと導く。彼女は必死に耐えようと足掻くが、無意味なことだ。
三大欲求が一つ、性欲からは誰一人逃れられない。

「イけよ」

アリトが名前の耳元で低く囁いた瞬間、彼女の中に入っていた三本の指が、強く肉壁を擦る。その快感に勝てなかった名前は、自分のものとは思えないほどの甲高い嬌声を上げ、果てた。

アリトはその様子に高笑いを上げ、愛液の絡んだ三本の指を口に含み、名前の愛液を舐めとる。

「はッ!!処女がいっちょ前に指だけでイきやがって! 素質あるんじゃねェの?」

イったばかりで何も考えられない名前の耳には、アリトの声は聞こえていない。

「ボーッ、としてんじゃねェよ! 本番は、こっからだっつのッ!!」

アリトはいつの間にか露出していたソレを、イったばかりの蜜壺にお世辞にもゆっくりとは言えない速さで挿入した。名前の体内は、じんわりと熱を帯びており、キツい。処女だからキツいのは当たり前なのだが。

「か、はっ…!!」

処女の壺に一気に腰を打ち付けたため、名前には形容しがたい痛みが襲う。吐きそうな気分にもなる。

しかし、そんな痛みとは裏腹に、名前の体内のヒダは、嫌らしくアリトにまとわりつき、愛液を絡める。イったばかりのソレは、よくヒクつき、まるでアリトの種を欲しているかのようである。

「あッ! ああ!あ゙ッ」
「く、はッ! お前のなか、俺を煽りやがる、ぜ…!! 処女のくせよ…!!淫乱か!」

名前の耳には、自分を罵倒する声なんて届いていない。 ただ、終わらない行為に絶望するだけだ。

「イ、けよ…、イきやがれッ!!」

壺の最奥。子宮口を突き、アリトはそう声を上げる。 名前の視界が白黒に点滅し、激痛と快感が濁流のように押し寄せ、脳天を貫いた。

名前がイったことにより、蜜壺が伸縮し、アリトはその至上の快楽に身を委ね、子宮に直接自らの種を流し込む。

「く……ッ!!」

排出が終わり、アリトは名前の中から自らを抜き出し、口角を上げる。


「壊れてんじゃねェぞ…? 俺がお前を狩りきるまでなァ…?」






……………………………………


裏……。
唐突に書ける気がしたんです。

第三者目線だと楽に書けることが判明。
今は、リクエストで裏を受け付けてないけれど、OKにしよっかな?需要あるか分かんないけど……。



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