名前は小さく謝って、十代の部屋を解錠した。レッド寮はボロボロで古いため、簡単なピッキングでも開けることが出来るのだ。
出来るだけ足音を立てないように心がけながら、部屋に侵入していく。名前自身、不法だとは認識している。でも、今日じゃないとダメな気がしていたのだ。
「十代……」
三人部屋にも、今となっては彼しかいない。最後までレッドにいることを誓った彼しか。
名前は静かに寝息をたてる十代の頬に唇を落とす。こんなこと、いつもの名前ならしないのだが、今からすることを思えば、恥ずかしいことなんか無い。
唇を離し、彼の寝る段に身体を捩じ込ませる。随分狭いが、出来ないことはないだろう。そう思って、名前は十代のズボンを下げた。そのまま下着を下げれば、十代の自身が露になる。名前は思わず唾を飲んだ。
名前と十代は恋人同士である。学内公認のカップルとしても名高い。そんなカップルである彼女らは、一度も男女の関係を結んだことが無かった。名前は大切にされているとは分かっていながらも、手を出さない十代に痺れを切らし、今こうして彼を犯そうとしているのだ。因みに、名前は処女である。
「こ、れが……、十代の……」
名前は躊躇いながらも、それに口を着ける。とある筋からそうするものだと教わったのだ。
「ん……しょっぱい…」
嫌悪感を抱く味に、名前は瞬時に口を離す。その瞬間、彼女の頭が押さえられ、無理矢理ソレを口内に捩じ込まれた。
「んぐっ!?」
名前は吐き気を催しながらも上を、頭を押さえた相手を見上げる。もちろんそれは十代だ。 十代はニヤリと口角を上げ、名前の頭を動かし、自身の挿入を繰り返す。名前の瞳は、疑問と吐き気に揺れた。
十代は手を止めぬまま口を開く。
「お前が俺のこと嘗めてるみたいだから、この機会に犯してやるよ」
そんなつもりは無かった、と、首を振るが効力は無い。十代は頭を動かす手を、ドンドンと早めていく。彼女の喉に先端部が当り、その度に名前は涙を落とした。
「くっ……」
十代が小さく唸ったかと思うと、名前の口内に大量の白濁液が吐き出される。名前はその味に眉根を寄せながらも、十代に頭を押さえられているため、飲む他無い。全部が彼女の喉に落ちてから、やっと十代は手を離した。
「はぁ……はぁ……」
未だに苦味の広がる口で、名前は息を整える。涙は止めどなく、十代の加虐心が煽られた。
「名前。覚悟した方がいいぜ。ずっと初めては優しくしてやろうと思ってたけどよ、お前が悪いんだから」
不敵に笑う十代に、名前は寒気を感じた。ダメだ。本当に犯される。 そう思考し、寝台から這い出るが、その身体は床に押さえ付けられてしまった。
「まぁ、ちょっと痛いけど、床のがヤりやすいよな」
「十、代……?」
自分の腹部に股がる十代を見上げれば、十代は口角を上げ、お望み通り、犯してやるよ。と言い放つ。 危機を感じ、逃げようと思うが、十代に手早く脱がされ、外に出ることに一縷の羞恥心を抱いてしまった。名前はその僅かな羞恥心だけで、もう既に外には逃げれないのだ。
十代の指は名前の腹部をなぞり、胸に至ると、それを揉みしだき始めた。彼女のたわわに実ったそれは、彼の大きな手によってあり得ないほど形を変えていく。
「あ……ん……」
「声、出せよ」
そう言ったかと思うと、名前は大きな嬌声を上げた。十代が彼女の乳首を爪を立てながらつねったのだ。彼は痛くしたつもりなのだが、名前はそれに感じてしまっていた。十代は、マジかよ。と苦笑を漏らす。
「痛いのがいいだな」
「そ、んな、ことぉ…!!」
もう一度つねり上げれば、名前の身体はビクンッ と跳ねる。やっぱ、感じてんじゃん。十代の言葉に、名前は否定すら出来ずにいた。
十代は左の手でそのままつねりながら、右の手は下腹部に下ろしていく。そして、名前の秘部に触れた。そこは既に濡れそぼっている。十代は秘丘に伝う愛液をすくい、その指を名前の口に突っ込む。 舐めろ。と低く奏でれば、彼女はその指に舌を這わせた。 許して欲しいと必死になる名前が愛しすぎて、十代の枷が音をたてて外れる。
「マジで犯すからな」
口内から音をたてながら引き抜いた指を、また秘部に持っていく。身体を固くする名前を感じたため、十代はまた乳首をつねり上げた。
十代の指は、秘豆を見つけ、そこをいじり始める。名前の身体に衝撃が走り、彼女はまた嬌声を上げてしまう。秘豆をいじる手は止まない。
「ここだけでイけるよな」
何度も何度も、痛いぐらいつねられているはずなのに、名前はその行為に快楽を見出だせていた。痛いのが気持ちいいのだ。
上と下から攻められ、彼女の身体は限界を迎える。しかし、名前はその快楽を無意識の内に受け流していた。
「あんっ…!!ひぐっ…!!」
「強情だぜ。イって楽になれよ」
十代は言ったかと思うと、徐にもう片方の乳首を口に含んで、歯を立てた。
「あぁあぁああっ…!!!」
唐突に訪れた快感に、やっと名前は絶頂を迎えることが出来た。十代はその様子に笑みを漏らす。
「変態だな、お前。痛いことしかしてないのによ、こんなに盛大にイきやがって」
それも……。十代は初めての絶頂で放心状態になった名前の上から退き、彼女の秘部を除き込む。その秘唇を押し広げ中を覗けば、しっかりと処女膜が残っていた。
「処女のクセに乳首とクリだけでイくとか、淫乱ドM」
言った十代の口は赤く膨張した秘豆に噛み付く。それだけで、敏感になっていた名前は跳ねた。後少し快楽を与えてやれば、また盛大にイくことだろう。しかし、十代はそれを確かめただけで口を離す。
「さぁーて。一回で何回イける?」
十代はすっかり肥大化した自身を名前の未開拓地に宛がう。彼女には既に抵抗する力さえない。
「処女貫通だぜ。俺のために残しておいてくれたんだ、ろっ!!」
言って十代は、一気に捩じ込んだ。ブチブチという、軽快な炸裂音がする。名前は激痛に身を捩りながらも、どこかで快楽を感じている自分に吐き気を覚えた。でもまぁ、大好きな十代に犯されるなら……。名前の思考は既に麻痺状態にあり、おかしな方向に回転している。
ぐちゃぐちゃに緩んでいた名前の中は、簡単に十代を受け入れ、イった。それによりヒダは艶かしく動く。射精を煽られるが、十代は下唇を噛み締めその快感を受け流した。
十代は名前が感じていることに気付き、手加減は無用かと、律動を始めた。十代のソレは、一般よりは膨大で、簡単に奥まで届く。子宮を突かれる度に名前は嬌声を上げ絶頂する。変態でもいい。気持ちよくて仕方ないのだから。
挿入を繰り返す度にヒダがまとわりつき、十代を扱く。見ると名前はだらしなく涎を垂らしながら、快楽に浸っていた。十代は苦笑を一つ溢し、律動を激しくさせる。その度に名前の半開きの口から艶かしい喘ぎ声が漏れた。
十代は決心し、一気に突いた。それは丁度名前のイイトコロに当り、彼女は今日最大の嬌声を上げ、果てる。十代もヒダの収縮に合わせて吐精した。 ソレは、中で激しく跳ね回り、最後まで名前を蹂躙する。子宮口を打ち付ける精液はその裂け目を掻き分け、ボトボトと中に注がれていく。そんな快楽に身を任せながら、名前は意識を手放した。
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十代逆れいぷしようと思ったらリバられた話を書きたかった。
とりあえず、十代がどえす過ぎる←