BLEACH Novel
□光──ひかり──
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ル「柊、こんな夜中に何をしておるのだ」
書類を届けに行っていた帰りだった。
私の友達、朽木ルキアと会った。
空は真っ黒で、その無数の星がルキアを縁取る。
とても…綺麗だ
『六番隊の書類を届けてたの。ルキアこそ、こんな真っ黒な中…どうかしたの?』
そう聞くと、ルキアが私の後頭部を叩いた。
ル「戯け!浮竹隊長に貴様の様子を見てくる様頼まれたのだ!」
『浮竹…隊長が…?』
ル「…最近、貴様はめっきり笑顔が少なくなったようだな。悩みごとがあるのではないか、と浮竹隊長がおっしゃっていたのだ」
…確かに。
最近、よく浮竹隊長が気にかけて下さってる。
私は空を見上げながら目を閉じた。
ル「…私の隊舎へ来るか?」
ルキアは今にでも消えそうな笑顔で、声で、そう言った。
『うん…それじゃお言葉に甘えて』