BLEACH Novel

□冷たい君
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ウ「日向其処を退け」


ウルキオラ・シファー様が帰宅。
私は『はい!』と手を挙げて椅子から離れた。



ここは虚圏。
ちなみに私は死神です。


私は前、現世に来たとき初めてウルキオラ様に出会った。


私はウルキオラ様に会うべく、死神という役職を捨て、藍染隊長らと共に虚圏に来た。



『任務ご苦労です』


私は今、ウルキオラ様の部下として活動している。


それほどウルキオラ様が愛しいのだ。


ウ「ご苦労は目上の者が使う言葉だ」



『失礼しました。お疲れ様でした、ウルキオラ様…』


椅子に凭れ掛かり、脚を組み頬杖をつくお姿が色っぽくてかっこいい。


ウ「ところで、貴様は任務を終えたのか?」

目を伏せながら私に問う。
心臓の音がうるさいっ…!


『はい。先程、終えました』


ウ「そうか」



そう言うとウルキオラ様はいつの間にか眠られた。


寝顔も素晴らしく凛々しいっ!



『かっこいい……』


こんな方を毎日のように眺められるなんて…私は幸せものだ…


ウルキオラ様の寝息が私の胸を熱くする。




以上の点を踏まえ、私は完璧にウルキオラ様に惚れた!



『はぁ…息が詰まりそう…』



両頬を押さえながら私はウルキオラ様にうっとりとしていた。


『ウルキオラ様…大好き。このような方が旦那様だったら……』



ウ「さっきから何を言っている」


『うっ……ウルキオラ様!?』



起きていた驚きもあるが、それより何より……


『い、今の…聞いてました…?』



ウ「貴様が五月蝿いから嫌でも聞こえてしまう」





は、恥ずかしい!!!!
あんなこと聞かれてたなんてっ…


穴があったら入りたい!
入って私を一生閉じ込めたい!



ウルキオラ様に……引かれちゃったよね……
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