BLEACH Novel
□好意=行為?
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一「いつになったらお前は帰るんだ?」
『…………………』
一「おい…日向…」
『…………………』
一「無視…すんなって…」
一護は寂しくなったのか後ろから抱きしめてきた。
なんだ…出来るんじゃん、そういうことも…。
私は嬉しくなり、一護の腕に手を添えた。
『私が…好きなんでしょ?』
一「当たり前だろっ……」
「当たり前」その言葉は好きだとは言ってないけど、一護の好意を示したものだとすぐに分かった。
『キスは…まだいいかな』
一「……やってほしいのか?」
『やってほしいか聞かずに優しくキスをしてくれるまで待つ。でも、そろそろ名前で呼んでよ、バカ』
一「………柊」
後ろだから顔は見えないけど、スゴく照れてるよね。
だって一護の腕が熱いんだもん。
一「柊、大好きです。マジで」
『それっ…私のセリフ!パクんな!』
一護の不器用さが手にとって分かる、それらの言葉。
たぶん、彼女の私だからこそ分かるんだよね。
(積極的なお前を真似たw)
(なら羞恥心な一護も真似ようか)
(…俺の部屋から出てけ)
(やだw)