NOVELの扉

□一番隊隊長は束縛好き
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『待って下さい沖田隊長!』

こんな状態にして…置いていくつもりなの!?

少し動くと縄が体に食い込み、刺激を与える。



「……何ですかィ。俺ァ稽古に行ってくるんでさァ」


S笑みを浮かべてしらっと言い放った。



『あの……これ……』


「あぁ、俺が帰って来るまで待っててくだせェ」


沖田隊長は私をこの状態にしたまま放置するようです。

……でも…


『ほ、他の人が入って来たら…どうするんですか…』



「そン時は、「お願いです。淫乱で淫らな私を弄って下さい」って言やいいだろィ?」


沖田隊長以外の人に……?
そんなの、嫌に決まってるっ…!


『稽古は…サボって下さい…。沖田隊長、お願いです…私を……私、を…』


いざ言おうとなると恥ずかしくて言えない。

沖田隊長はニヤニヤしながら言葉を待っている。


『い…淫乱で、…淫らな私を…弄って、下さい……』


「声が小さいでさァ。もう一回」


私の元に戻ってくると、ぐりぐりと胸を踏みつける。


『やぁっ…いぃ…淫乱で淫らな私を…ふぁっ…!い…弄って下さい!』


自分でも予想以上の声が出てしまった。



「ふぅん…?かなり苛めて欲しいようですねィ」


脚の指を器用に使って胸の突起物を転がす。

黒ソックスを着用してるので、どうやっているのか分からない。

でも私は今、頭の中は真っ白。



「苦しそうだなァ可哀想に。んじゃ、警棒抜きやすぜ」


俺は思いきり警棒を引き抜く。
するとさっきとは桁違いの量の液が噴出した。


「溜めすぎだろ…w」


警棒を花崎の口に押し込む。


「どうだ?中の水の味は」


『んぅ……美味しくないれすよォ……』


嫌がる素振りが俺をそそらせる。
ドMを攻めることがこんなに興奮するとは思わなかったな。


「あ、土方さん帰って来やがった」


襖に黒いシルエットが見えた。
あれは正真正銘の土方さんだ…。
襖開けられるのかな…?
私は恥ずかしさと不安さでいっぱいになる。



「おら、総悟!てめ、また稽古サボりやがったな!説教すっから襖…」


「開けちゃ駄目ですぜ、土方さん。今は開けちゃいけやせん」


「っざけんな!ったく……五分後、また来るからな!」


そう言って土方さんは帰って行った。


沖田隊長が…私を気遣ってくれた?



「これ以上はできやせんね。んじゃ、そこに雑巾ありやすんで花崎の水を拭いて下さい」


手錠を外し、服を私に渡す。
服を着直すと言われた通り、雑巾で汚れた床をゴシゴシ拭いた。


ちょっと…名残惜しかったな。


でも沖田隊長は初めて私に触れてくれた。
それだけで胸がいっぱいになる。


やっぱり私は沖田隊長が大好きです。
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