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□とびもりの話
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A「あの人じゃない？」
B「あの人かな？」
？「それじゃあいきますよ！」
「「「ようこそ！」」」
？「村長 ！お待ちしていましたよ〜！」
俺「人違いです」
？「・・・・・・もう〜、そんなわけないでしょー！」
？！
？「この列車に乗ってくるって、ちゃんと約束したじゃないですか〜！」
俺「だから人違いですって」
？「またまたぁ〜だって、他に降りてくる人いませんでしたよ〜？騙そうとしても駄目ですから！ホントに楽しい方ですね！うふふ・・」
俺「いや、あの・・・」
？「ま、とりあえず詳しいお話は役場で！花がき村の地図をお渡ししますね！では今から一緒に行きましょう！」
〜役場〜
し「線路の向こうの商店街にたむぬきハウジングという不動産屋さんがあるので住所を登録してきてください！」
俺「・・・もうどうにでもなれ！」
〜たぬきハウジング〜
た「はいはーい！いらっしゃいだなも
あ、お客さん新しい村長さんだもね？！役場のしずちゃんから話は聞いてるんだなも！商店街を代表して僕も新しい村長さんを歓迎するだも！それで家を建てる御相談に来てくれたんだもね？どーぞどーぞ！どこでも好きなとこに建てちゃうんだも！」
た「はい、決まり！それじゃあ役場にいって住民登録してきてほしいだも！あとで僕の店にきてね、その時に代金を話すだなも」
俺「・・・めんどくせえなー・・」
〜役場〜
し「あ、村長おかえりなさい！・・・で、いかがでしたか？良い場所は見つかりましたか？」
俺「お金が・・・大丈夫かな・・」
し「あらあらそれは大変ですね〜！それで、今はテントに？でもいつまでもテント住まいじゃ落ち着かないでしょうし早くお金が貯まるといいですね。何はともあれ、住む場所が決まったようですので村民登録の手続きをさせていただきますね。分かる部分は済ませておきましたので！これをどうぞ！」
俺「ん？なにこれ？」
し「そちらは貴方が花がき村の村民であることを証明する村民パスカード、略してソパカになります！これさえ持っていればよその村へおでかけすることができますよ」
し「さて、お引越しの手続きはこれでおしまいですが、最後にもうひとつ新しい村長さんに就任の記念にお願いしたいことがあるんです。村長さんの手で広場にこの村のシンボルとなる木を植えていただきたいんです！御案内しますのでよろしくお願いします！」
〜広場〜
し「さて・・では、この苗をどうぞ！」
俺「（なんで俺が・・・めんどくさい・・）」
し「さあ！貴方の手で心をこめてその苗を植えてください！」
俺「はいはいっと・・」
パチパチパチ
花がき村 村長誕生
し「村長！就任おめでとうございます！これからこの木と一緒に花がき村も豊かに育っていくといいですね！村長がこの花がき村をどんな村にしてくださるのか私たちも楽しみです！」
し「さて、無地に植樹も済んだ事ですし今日はもう村長はゆっくりなさってください！わたしは仕事があるので役場に戻らさせて頂きますが、村長はこのまま村をみてまわるなり村民のみなさんにあいさつされるなりご自由にお過ごしください！分からないことがあったら役場にお越しください！お疲れさまでした！」
・・・こうして何故か俺はこの村の村長になったのだった・・・
俺「何故だ・・・俺はのんびり気ままに過ごしにここにきたのに・・村長とかめんどくさそうなことやりたくねえよ・・・」
・・・くよくよしてもしょうがない・・とりあえずあいさつしに行くか・・・」
サ「私はサブリナ。よろしくね村長さんツンツン」
・・・ツンデレ？
チャ「俺はチャンプ！よろしくな！モグ！」
何を食べてるんだろコイツ
ジャ「私はジャスミンです！よろしくおねがいしますね！チャ」
・・・チャ？チャイナ的な語尾か？
ブ「ボクはブロッコリーだよぉ、ピコ」
ブロッコリーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
あとはいいや
？「オイ！俺にあいさつしろよ！！！」
な・・・き、貴様！何故俺の心を・・！
サ「顔にかいてあるんだよ！だぎゃ！
俺はサムだ、覚えとけ！だぎゃ！」
俺「ワカッター（棒読み」
一応あいさつは終わったし・・役場に行ってみるか・・
〜役場〜
し「あいさつは終わりましたか？そうですねぇ・・あ、手紙を書いてみてはどうですか？ここの人は皆手紙が大好きなんですよ！これをあげますのでかいてみてください！」
俺「お、ありがとしずか」
し「いえいえ！」
とりあえず書いてみるか・・あ、４枚しかない・・サムは書なくていいか！
あー・・書くことねえや・・よろしくでいいよな、うん。
俺「よし！書けた！」
・・・・・・郵便局どこだよ