バスケの星
□2話
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「すいません」
練習最中入り口から声がした
見ると大学生くらいの男が立ってた
「男子バスケ部ってここですよね」
「そうですけど、どちら様ですか?」
「あ、俺芹川秀(しゅう)。ここのマネージャーの兄です」
「お、お兄さん?」
「マネージャーにお兄さんいたんか」
「火神くん知ってました?」
「あぁ。けど確か、」
「おぃ秀」
後ろからおんなじ顔したやつがやってきた
そうだ確か友里恵兄貴は
「おんなじ顔!」
「双子なんですね」
そうだ
兄貴たちは双子だって言ってた
「ちす。翔(しょう)っす。つか秀先に行くなんてひどくね?」
「もたもたしてるお前が悪い」
おんなじ顔が喋ってるけど正直服が違ってなっかったらどっちがどっちだかわかんねぇ
「で、そのお兄さんたちがなにか用ですか?」
木吉先輩の言葉で二人の言い合いを止める
そして二人で顔を見合せ(多分)翔、さんが口を開く