氷と異世界の星
□一緒に
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「あ、いた!」
大きな声に振り向くナツたちが追いかけてきていた
「てめぇなに勝手にアカヤ連れ出してんだよ!」
「うるせぇなぁ。お前らがいつまでも言い合ってるからだろ?つか俺が一緒に住むからな」
「なにそれ?!」
「もぅ決めたんだよ。な、アカヤ」
「う、ん」
控えめに返事をすると渋々だが納得したようだ
「じゃあここからは私と買い物行こう」
「え?」
「必要なもんはあらかた買ったぜ?」
「女には女にしかわからないものもあるの!ね?」
ルーシィのウインクわかったのかまた小さく頷いた
「じゃあ決定!行こうアカヤ」
「あ、ちょ待ち」
グレイは歩き出そうとしたアカヤの腕をひき耳元に近づき
「いい忘れてたけど、これからよろしくな」
「っ/////」
「なにしてんだテメェ?」
「たいしたことじゃねぇよ」
余裕のグレイにアカヤはただただ耳を押さえることしか出来なかった