バスケの星

□1話
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「だぁっ、やべぇ!」

部活も学校もない日曜日

いつものように一人で練習してたらいきなり降ってきやがった

もちろん傘なんて持ってないからとりあえず近くのコンビニに避難する

避難したコンビニに入ったはいいが止む気配が一切ない

とりあえず月バスでも探そうかと思って雑誌コーナーに目をやると見知った顔があった

幼なじみでバスケ部のマネージャーの芹川友里恵

いつもは笑顔だがその顔はなんだか寂しそうな、なんつーか複雑そうな顔をしていた

一瞬声をかけようか迷ったが気づいたら声を出していた

「友里恵」

「あ、たいちゃん」

俺に気づいたら友里恵は俺に気づくといつも通りニコニコしながらこっちに来た

さっきのはなんだったんだ?

「どうしたの?」

「自主練していたら降られてよ」

「降られって...わっ、降ってる」

今気づいたらしくめちゃめちゃ驚いてる

どんだけここにいたんだこいつ
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