氷の星
□プロローグ
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『じゃあね、』
列車に乗る若者と別れを惜しむ小さな女の子
『・・・』
『そんな顔しないで、また会えるから』
『はい・・・』
どんなに励ましても女の子の表情は晴れない
『笑って、笑顔は・・・』
その言葉を最後に二人は別れた
のちにこの女の子の笑顔が多くの者を救うことになる
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