氷と異世界の星
□ようこそ
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「すまんが知らんのぉ」
ギルドについたメンバーとアカヤはさっそくギルドマスターであるマカロフに鍵について聞いてみた
が、期待できる返事ではなかった
「そう、ですか」
「役に立てんですまんのぉ」
「大丈夫、です」
「残念だったな」
励ますグレイに大丈夫、と小さく返事をした
「しかし一人で旅なんて大変ね」
お茶を出しながら声をかけるミラ
喉が乾いていたのかアカヤは一言お礼を言ってからすぐに半分ほど飲んだ
「一人、じゃないよ」
「白虎だっけ?たしか星霊じゃないって言ってたけど」
「うん...聖獣」
「星霊とは違うのか?」
「多分」
「多分て;」
「詳しくは、言えない。ごめんなさい」
「訳ありか」
黙っていたがそれが肯定を意味するのは言うまでもなかった