蛇寮短編
□蛇寮生たちより年明けのご挨拶
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「A Happy new year . 今年は是非、厄介事を起こす連中から離れていられますように。」
「のっけからテンション低いぞ、セブルス!やあ、お嬢様方、ハッピーニューイヤー!今年も楽しんでいこう!」
「おまえはいつでも楽しんでるだろうが。」
「皆様、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。」
「ほら、このレギュラスのような挨拶が正解だ。」
「なんで、こいつを冒頭にもってこなかったんだろうな。ところで、ドラコは?」
「あそこだ。炬燵から断固、出てこない。」
「今年もか。こら、ドラコ!せめて、挨拶しなさい!」
「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」
「遠い…。」
「チビも、よろしくお願いします!」
「きゃん!」
「そういえば、今年は戌年らしいぞ。うちのシロも連れてくるか。」
「やめてくれ!」
「もういますよ。」
「いるの!?」
「炬燵の中に。僕の足の上に乗って寝てます。僕が連れてきました。」
「なんで連れてきちゃった!犬を甘やかしすぎだ!そう思うだろ、レギュラス!な!?」
「ヴォルデモート卿やグリフィンドール生を追い払ってくれそうじゃないですか。縁起いいですよ。
あれ、そういえば、こういう行事の時には一番煩いはずのそのヴォルデモート卿は?」
「おまえは相変わらず、毒舌だな。我が君は今、聖マンゴだ。」
「え、なんでまた…。何もないところで転んで骨折したとか?」
「おまえの想像も酷いな!;あれだ、食あたりと言うか、毒を盛られたというか。」
「食あたりと毒は、だいぶ違うと思いますが…。」
「ベラの料理に関していえば、その2つはイコールなんだ、レギュラス。」
「ああ、なんとなく想像つきました。まあ、どうでもいいですよね。ドラコ君、僕も炬燵入るー。」
「どうぞ!」
「わんっ!」
「闇の帝王様をどうでもいいで片付けたぞ、あいつ。」
「ほんと、酷いな。でも、まあ、我輩も正直どうでもいい。」
「まあ、そうだけども。よし、わたしも炬燵に入る!ドラコ、犬をどけてくれ。」
「ウーッ!」
「嫌だって。寒がりなんです、2匹とも。」
「そんなモコモコしてるくせして!;おい、セブルス、援護!何とか言ってくれ!」
「引き続き、よい正月をお過ごしください。」
「いや、挨拶じゃなくて!!」
今年も、安定のスネイプ先生と犬嫌いになりつつある閣下、
毒舌レギュラスさん、可愛いドラコ君たちをどうぞ、よろしくお願いします!
あっ、あと、不憫なヴォルデモート卿もよろしくお願いします!←
夜の森 管理人 烏