ジェットコースターは急降下。

□赤髪六弦×おかっぱ唄
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「ナカちゃ、っあ、やめ、て」


わずかに残った理性が消えきらないようで、竜太朗は、なんとか逃げようとする。

快楽からか、俺からか、わからないけれど。


「…っふ…あ…」


竜太朗が腕で、自分の目元を隠してしまう。


生理的なものとは別に、涙が出てきたみたい。


「や…やめ、おねが、い、ナカちゃ…」


俺が指でかき回すと、ぶちゅぶちゅと水音と愛液が漏れて、いやらしかった。


明かりは全てつけているので、竜太朗の痴態もよく見える。


今朝、掃除機かけたんだけどね。

ここまで、竜太朗に欲情するなんて、思ってもみなかったから。


触りたい相手が、目の前に転がっていたら。

少しだけ悪戯するだけのつもりだったのに。

止められなかった。

竜太朗は格好良くて、美しい。
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