EXO DREAM

□優しいお兄さん?
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同じ学校の
生徒会長スホ先輩


みんなに優しくて

少し気が弱い

そんなところが憧れなんだけど

これは憧れ?


それとも……

わたしは憧れで、

先輩に近づきたくて
副会長をやってるけど…

「スホ先輩!おはようございます!^^」

「あ、名無しさん、おはよう^^

今日も爽やかキラースマイル……

あの笑顔は誰にでも向けるのかな?

もちろんわたしにだけくれる笑顔なんかじゃないって分かってる

でも最近思うの

ーわたしだけのものにしたいー

副会長なのに独占欲って…

何やってんだわたしは……

そんなことをおもって


「先輩はみんなに優しくて、勉強もできて、爽やかで、完璧ですね」

って言ってみる
どーせ「そんなことないよ^^」

とか言うんでしょ

でも先輩は
少し考えて

「そう見えるかな?」

っていつもの優しい顔じゃなくて

「俺は爽やかでもないし、みんなに優しくしてるわけじゃないけど?」

「えっ……」

「俺が言った意味わかるかな?」

わからない

ちゃんと言ってくれなきゃ


「名無しさんの前では結構男らしく爽やかさ抑えてるつもりだったけど」

ちょっと照れて言うから

「それって…」


「まだわからない?笑」


ちゃんと言って欲しいから…
だまってうなずいた


そしたら


ギュッて


腕の中



「せ、先輩…?!!!」


ほてる顔で見上げたら

「分かった?^^」


ってキラースマイル


その時


キーンコーンカーンコーン♪


チャイムが鳴った


「名無しさん、帰ろっか」

「はい!」



幸せの鐘がなりました

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