勝利六人組 非恋愛
□例えるなら誰？
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｢女々しくて女々しくて女々しくて 辛いよ〜お〜♪｣
ここは代々木第一体育館の楽屋。今日はV6コンサート東京公演の初日、三宅はシャワーを浴びケータリングを食べながらテレビを付け見ていた。
『今日の特集は今大人気エアバンド、ゴールデンボンバーの素顔です』コメンテーターのミ○ネさんが軽快なトークで紹介していく。
｢健、何見てんの？｣
マッサージを終えた井ノ原が健の隣に腰掛ける。
｢んー、ゴールデンボンバーの特集だって。この人達の曲って耳に残るよね｣
｢そうだな。あとパフォーマンスも好きだね。皆で踊れるし｣
｢俺、ライブ見に行った事あるよ。｣
｢マジで？変装とかして？｣
｢ううん。このまま。チケットも一般で自分で取って行った。｣
｢えーお前、一応芸能人だろーが。健の目撃情報が俺に沢山入ってくるんだよ。知り合いから健君あそこにいましたよーとか｣
｢えー何でいいじゃん。だって何も悪いことしてないんだよ？｣
あっけらかんと笑う三宅。
｢お前なぁ…｣
苦笑する井ノ原。