変わらない日常
□壱
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「あ! 悠奈せんぱーいっ」
「おはようございます、悠奈先輩」
『おはよ、咲に茜。
だから、下の名前で呼ぶなって』
｢｢別に(えー)、いいじゃないですか(ー)｣｣
――――いつもと変わらない日常
「よー、悠奈」
『おはよ、羽川。
お前まで下の名前で呼ぶか』
「別に今に始まった事じゃねーだろ
あと名字で呼ぶな、京達と被る」
『だからっても名前で呼ばれたくねーの
つーか、お前が弟や妹と一緒にいることないだろ。』
「あー、それもそうか」
『だろー?』
――――この日常は楽しすぎる
『あー、眠い、寝よう。』
「寝んなよー、蒼野」
『げ、なんでわかるんですか、先生』
「今、お前普通に声に出してたぞ」
『(げ、ﾏｼﾞかよ)す、すんませーん…』
｢｢｢｢ｱﾊﾊﾊｯ｣｣｣｣
――――終わらなければいいのに