K 短編

□かわいい彼氏
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「おっ、おい///」
「?はい。」


加菜野は八田に抱きついて離れない。
もう3時間は経っているだろう。


「い、いいいぃつまでここ、こうしてるんだよっ!?///」
「ずっとぉ〜!ずっとこうしてる!!
 美咲センパイとずっと一緒がいい!」
「なっ、///なななななに言ってんだ///」


顔を真っ赤にしながら加菜野の腕から飛び出る。

こういうセンパイも可愛いなぁ〜!


「もぅ!逃げないでよっ。」
「別に・・・///逃げてなんかねぇよ///」


真っ赤な顔で言われても説得力の欠片も無い。


「やっぱりセンパイ可愛いです!
 というか、私達付き合って何年ですか?」
「・・・2年。」
「何時になったら慣れてくれるんですか?」
「・・・。 悪ィ。」


八田が言った所で加菜野がクスクス笑いだした。
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