04/04の日記

01:44
イゼさんへ再レス
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イゼさん、再度のコメントありがとうございました。お名前も教えて頂きありがとうございます ^^*。遅くなりましたがお返事いたします。


イゼさんはアレルヤは作中で二番目にお好きなキャラなのですね。初めて頂いたコメントを読んだ時、アレルヤがお好きなんじゃないかなって感じました。

アレルヤについては、死ということまで書いて厳しく批判したにも関わらず、理解して頂いて、今度のようなコメントを下さったことが有難いです。

でも、好きなキャラが死んでもすんなり受け入れられる人なんてまずいませんよね…できればどんな危機も生き延びて、幸せになってほしいと思いますよね!

私も作中某キャラが好きですが生きてほしいと願ったところが色々ありまして(以下略)、自分のそういう体験から、イゼさんがどちらかと言えばあまりアレルヤには死んで欲しくないと仰るのは、非常に控えめに表現していらっしゃるのだと思います。

たとえそうなったとしても、アレルヤはマリーに謝罪することはあっても「死にたくない」とは決して言わないだろう…そうですね、私もそんな気がします。アレルヤは本来は自分に科せられた過酷なものを受け入れる力を持ったキャラクターだと思うのです。だから一年間の拷問期間を含む四年間の監禁にも耐え抜いたのだろうし、「ハレルヤは僕だ」とはっきり言い切れるのでしょう。矛盾や、未熟さや、精神的な弱さを抱えていても、本当に死に直面した時は逃げない強さも、彼の中にはあるのではないかと思います。

だからこそ、制作側には、彼を甘やかさずとことん突き詰めて描いてほしかったです。アレルヤとハレルヤという人間、その罪と罰を。彼らのような人間や彼らの体現するテーマは、もしかしたらドストエフスキー級の作家でもなければ、描き切れないのではないかと、以前から考えています。

ちなみに、超人機関の子供たちについては、もっと深い思いやりを持って考えておられる方がいます。制作スタッフの方で子供たちを皆殺しにしてしまうことに強く反対された方がいらっしゃいました。劇場版で作品が完結した後も、子供たちを救えなかったことに心を痛めておられました。一人でも生き延びさせることはできなかったものかと…。たとえ一人でもそういう方がいるということは、あの子供たちが存在や尊厳を確かに認められているということだと思います。

物語には描かれていないけれど、生き残ったアレルヤがいつか、二度と自分たちのような存在を作らないために力を尽くす… 本当にそうあってほしいですね。(遠い宇宙の金属生命体とわかりあうことではなく)それが彼やガンダムマイスター達が戦争根絶を掲げて戦った原点だったのですから。今度こそ殲滅とは違うやり方で…「限界離脱領域」で多くの人々を救った彼のように。


こちらこそ今回も長文失礼いたしました。



☆コメント☆
[イゼ] 04-05 19:04 削除
双樹さん、こんばんは!
何度もコメントしてごめんなさい。
レスは気が向いた時でいいので、もうしばらくこの場でお話しさせてください。

アレルヤに関して「どちらかと言えばあまり死んで欲しくない」という言葉が出てしまうのは、やはり私も彼がどれほど多くの罪なき命を一方的に奪ってきたかということを知っているからだと思います。
だから逆に彼が殺される立場になったとしても、仕方のないことのように思えてしまうのかもしれません。
もちろん、彼が死ぬのは嫌なんですけどね。
それでも、そんな風に思ってしまう部分もあって。
難しいですね。


双樹さんがおっしゃってるのは某MSWADのエースさんですよね。
実はもう一個のサイトの方もちょこっと拝見させていただきました。
私は詩を書く才能がないので、感嘆しつつじっくり読ませていただいております。
ちなみに…私もハムさんは結構好きです。


病院船の話も少しずつ読ませていただいております。
まだ途中ですが、双樹さんがあの作品に対して言いたかったこと、まっすぐな思いが伝わってきていろいろ考えさせながら拝見しております。
私なら、親を二度殺すようなことはしない。という言葉には少し思うところがあって。
結局、ニールにしても自分の親も弟も妹もそんなことを望んでいないことはすべて承知の上でやっているんですよね。もう元には戻らないことも。
(だからこそ、そこを理解していなかったルイスの敵討ちがあんなに見ていて痛々しいものになったのですが)
死んだ人を思う心は本当に難しいです。
どれほど死んだ両親が、遺した子がまっとうに幸せな一生を送ってくれることを望んでも、子にとっては許せない仇がいたり、自分の親のような犠牲者を出さないために自分の一生を捨てようとしたり…。
でもその生き方を、亡くなった親の想いに反している…と、簡単に否定してしまうこともできません。
彼ら自身の想いが、そこにはちゃんと存在しますから。
ビルキスが、それらと向き合える日が来るのかこないのか。楽しみに続きを読ませていただきます。


話は変わりますが、超人機関の一件に関して反対されていたスタッフの方がいたというのは初耳でした。
まぁ、あの話は内容が内容なので視聴者だけでなくスタッフにも抵抗を覚える方がいても当然なのかもしれませんが。
そして! アニメストーリー沿いに夢物語を書いている私もそろそろその問題に直面しなければならなくなりそうです。
あの話を一体どう書くか。子供たちを助けたいという気持ちはあります。
しかし、基本的に私は原作沿い二次を書くときは原作のストーリーをあまり捻じ曲げない主義なので…どうしよう(笑)
苦しみつつ、自分なりに答えを出してみようと思います。

長々とお邪魔してすみません。
レスはご負担にならないときに!

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