設定と人物紹介

□魔法体系
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魔法について

地水火風の属性魔法、神官の使う聖魔法、主に人間以外の使う暗魔法がある。

属性魔法は強弱関係があり、
土》水》火》風》土…
となっている。
それぞれに回復と攻撃、補助魔法がある。
二属性使える魔法使いの場合は、土と火、水と風の組み合わせがほとんど。

術者は魔法属性(エレメント属性)により補正を受ける。

属性は資質によるため、自由に変更は出来ない。しかし、第二次成長期に、たまに属性が変化する者もいる。

威力は資質による。自己流でも魔法は使え、天然で使いこなす者も少なくはないが、訓練を受けて技術と効率をあげないと、高度な上級魔法は使えない。

属性魔法の回復は、外傷の治療のみで、状態異常の治療はできない。骨折や内臓疾患は、術者が医師で、専門知識のある場合には有効。

土魔法…物理防御と命中率、被回復力に補正を受ける。探知魔法、拘束魔法(魔法を縄状に結晶し、動きを重くするタイプ)等がある。攻撃は土礫になるため、防御されやすいが、剣士でも弓使いでも有効な魔法が多い。

水魔法…魔法防御と状態異常耐性に補正を受ける。属性魔法の中では、回復魔法の性能が一番優れている。麻痺や毒ガスの治療は出来ないが、症状を押さえる事は出来る。
攻撃魔法は氷塊またはウォーターガン。威力はあまり高くない。補助魔法も冷却魔法くらいだが、強力な火の魔法からの防御に優れている。他の属性魔法との組み合わせが多彩。
回復主体で使う者が多く、魔法医師になる術者が多い魔法。

火魔法…魔法攻撃力に補正を受ける。全属性の中では、攻撃魔法が一番強力な上に、補正が付くので、攻撃性能はずば抜けている。火魔法の得意な者は、魔導師を目指す場合が多い。照明魔法、暖房魔法もある。

風魔法…物理攻撃と素早さ、回避率に補正を受ける。攻撃魔法は「ウィンドカッター」と呼ばれている。威力はそれほどでもないが、魔法の不得意な戦士であっても、補正により戦闘能力が大幅に強化されるため、直接攻撃を主体とする剣士にとっては強力。補助魔法には転送魔法、拘束魔法(気体の縄で速さを封じて重くするタイプ)がある。転送魔法は癖があるため、使いにくい面あり。転送ができない風魔法使いもいる。

属性のエレメントは、季節や土地柄によって変動があり、魔法の威力にも多少影響があるが、ほんの僅かで、自然の状態では、術に影響を与える例は少ない。

聖魔法…体内に魔法結晶を入れた、神官のみが使う魔法。
強力な回復技中心。毒ガス中毒や麻痺など状態異常の治療が出来る。
「資質」という概念がなく、「魔法結晶との相性」が重要。男性は魔法結晶との相性が低いため、神官は女性のみ。(一般の聖職者には男性もいる。)
神官は成長に従って取り込む魔法結晶を増やしていく。副作用で色素が薄くなり、全体的に色白で、金髪碧眼になる。
上級には攻撃魔法もあるが、上級に上がる場合は、より大量の魔法結晶を取り込む必要があるので、適正のある者は少ない。ただし中級までで、回復魔法はすべて取得できる。
聖魔法を取得すると、属性魔法は使えなくなる。


暗魔法…基本はモンスターが使う。人間でも使える者はいるが、ごくまれなため、研究資料もなく、よくわかってない部分が多い。
効果はさまざまで、麻痺、混乱、変身、幻覚など、種類が多い。回復はない。風魔法のウィンドカッターに似た攻撃技もある。
人間が使う場合は、属性魔法と組合せて、補助的に使う場合が多い。
後天的に別の属性に変化する場合や、逆もある。
安定性は低いが、エレメントの影響は受けないと言われている。

魔法力が高くなると、
筋肉が落ちて、酸素消費量が下がるため、寿命が長くなり、老化も遅れる、と言われている。そのため、全体的に、高位の魔導師は、女性的な外見の者が多い。
また、魔法耐性の一貫として、酒にも強くなる。ただ耐性以前に体質が酒を受け付けない場合は、効果はない。

魔法剣…特別な訓練を受けた「神聖騎士」と呼ばれる、魔法剣士が使う技。武器を媒介にして、属性を消し、魔法力を攻撃力に変換するが、単なる武器の強化ではなく、衝撃波で、中距離の範囲攻撃も行える。
魔法剣の威力は、魔法能力の他、物理攻撃力や剣技も大きく影響する。「神聖」とはつくが、聖魔法とは関係がなく、神官が女性のみなら、神聖騎士は男性のみとなる。

暗魔法…広義には、エレメント属性でも聖魔法でないものを、ひっくるめて、こう呼ぶ。人間で使えるものは、ごく稀なので、モンスターが使うと考えられている。

時空魔法、召喚魔法…通常の魔法体型にはないが、守護者の使う魔法が、こう呼ばれることがある。

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