NARUTO【テンカカ】

□僕の気持ちに気づいてください※
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「もう濡れてますね」

耳元で囁く。テンゾウの息が耳の中に入ってきてカカシは思わず息を呑み込む。
テンゾウはそのまま耳たぶを口に含み舌先でなぞるように耳全体を舐める。

「んっ・・・!」

下着の中に手を入れカカシ自身を軽く握りながら、耳の中へ舌を入れる。

「ふぁ、ん・・・、あっ」

直に触れると熱さを更に感じ、ドクドクと脈打ち硬く張り詰めているのがわかる。
指で輪っかを作り上下に動かすと先端から先走りが溢れてくる。

「気持ち、いいですか・・・」

耳とカカシ自身への刺激を与えながらテンゾウが聞く。

「あっ、耳元で、しゃべるな、っての・・・」

「カカシ先輩、耳も感じちゃうんですよね」

テンゾウはわざと耳元で答える。

「・・・っ」

その言葉にじゅわっと蜜が溢れる。身体は正直だ。
溢れる蜜を押し戻すように指の腹で先端の蜜口を塞ぐ。

「やっ・・・」

そのまま軽く爪を立てる。

「いっ・・・! あぁ」

カカシはビクッと身体を震わせる。
テンゾウは、くちゅくちゅっと音を立てるように手を動かす。

「は・・・!んぁ、はぁ・・・、っあ」

恥ずかしいのと気持ちいいのが混ざり合い、カカシはテンゾウからの刺激に身を委ねる。
蜜口がヒクつき絶頂が近づいていた。

「・・・イきそう、ん・・・! あっ、で、出る・・・っ」

「イってください」

テンゾウは手の動きを早めて射精を促す。
カカシはその動きに合わせて腰を揺らす。

「んんっ・・・!」

カカシはテンゾウに抱きつき、ビクビクっと身体を震わせ白濁を吐き出す。
勢いよく飛び出す白濁をもう片方の手のひらで受け止めながら、テンゾウは搾り出すように軽く手を動かす。

「はぁ・・・ぁ、ん・・・・・・、テン・・・ゾウ・・・」

荒くなった呼吸を整えながら、カカシはテンゾウの名を口にする。
色白の肌が上気してピンク色を帯びている。

「テンゾウ・・・」

口元から舌を覗かせてカカシはキスをねだる。
普段、顔の殆どを覆っているカカシが、甘えて見せる表情にテンゾウはいつも決心が揺らぎそうになる。

「・・・先輩、キスはダメです・・・」

テンゾウは今すぐにでもしたい衝動を抑え込む。

「・・・・・・たまには・・・流されてよ・・・」

不満を口に出しながらもそれ以上はカカシも求めない。

「そうしたい気持ちは・・・あるんですけどね」

テンゾウはそういいながら、カカシの後ろの窄まりに指を伸ばす。

「・・・ぁ」

「今は・・・、ダメなんです・・・」

指先でしわをなぞり、先ほど達した液を塗りこむようにして指を潜り込ませる。

「ぁ・・・っ・・・!」
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