オリジナル

□支配欲
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指が肌を滑る度にぞくぞくとした感覚に襲われる。




「ねぇ、アトつけてもいい?」




にっこり、と笑う顔が怖い。




「や...っ」




拒絶の言葉を発するよりも早く、顔を埋めて太ももにキスを落とす。




そのまま、ちぅ、と吸われてどんどん赤い花が右の太ももに咲いていった。




「んっ」




その度に漏れる声。




恥ずかしい、と顔を手で隠そうとすると脚から唇を離して、隠そうとしていた手を抑えられてしまう。




「隠さないで?」



「なんで、」




「可愛いから」




硬直したのをそのままに、再び太ももへのキスを再開される。




今度は、左脚。




両脚がア卜だらけになった後、そのまま行為に及んだのは言うまでもない。




ぐったりとして荒い息を落ち着かせていると、満足げに囁かれた。





「これで誰も見せられないね」






お前のも、見せるつもりはないからな。



fin.
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