新訳銀魂(仮)

□第七話
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メ「ああああ!!間に合ったぁぁぁっぁぁ!!」




全力でダッシュしてきたメリーはギリギリで校門をくぐることができた
ダッシュしてきた勢いで教室のドアを盛大に音を立てながら開いたが、教室には誰もいなかった
この時間なら銀時がいるのが普通なのだが鞄すらないという事はまだ学校に来ていないという事だ




メ「(なんだ?あいつ休みなのか?)」

先「う〜い。出席とるぞ〜」

メ「あ、おい!銀時、今日は休みなのか?」

先「あ?あ〜。何にも連絡きてないぞ。たまにはサボりたいんじゃねぇか?」




先生はあまり気にしていないようだったが、メリーは心配だった
銀時は学校をサボったりするような奴ではないからだ




先「とにかく、出席とるから座れ〜」

メ「・・・・・」




・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



放課後




メ「(アイツ、結局来なかったな・・・)」




朝から放課後まで銀時が学校に来ることはなかった
休み時間に携帯に電話やメールをしてみたが返事が来ることはなかった
帰りにアイツの家にでも寄るかと思いながら、下駄箱を開けると靴の上に手紙らしきものが置いてあった




メ「(こっこれは!ララララブレター!!??おおおおっ俺にぃぃぃぃぃ!!!??)」




軽くパニックになりながらも封を開けてみると紙と写真が一枚ずつ入っていた




『餓鬼は預かった』




その一言が書かれた紙と縄かなにかで縛られたよう銀時の写真があった
暗くて顔までは見えないが銀時であるのは分かった
誰が銀時を攫ったのかメリーには分かった
まさか犯人側が先に動くとは思っていなかったが、最近起こっている変死体事件の犯人であるのは明白だった
メリーは急いでミヤビに電話を掛けた




ミ『は〜い。もしもし〜』

メ「ミヤビか!?」

ミ『あっ、お嬢。どうかしました?」

メ「まずいぞ!銀時が連中に攫われた!」

ミ『えっ!?』

メ「写真送るから場所調べてくれるか!?」

ミ『了解です!町中の監視カメラ調べれば一発です!私のハッキング能力舐めないでくださいよ!』

メ「頼むぞ!」






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