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□ハンジさんの薬
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《エレンside》
…いや、それにしても酷い…。特に兵長(ハンジin)の顔が。
何だかイメージが変わってしまう。別に気持ち悪い訳でもないが
、違和感がありありだ。
それとハンジさん(兵長in)は、少し怖いが、ちょっと格好良く
見える。

「ははは…ペトラさんやオルオさんがみたらどう思うでしょう」
そう言うエレンの目は全く笑っていなかった。

「とりあえず薬を作るしかないね…」
「そうだな。さっさとしろクソメガネ」

「いや、今貴方が入ってる体がそうなんだけど」
「………」

ちょっと話さないだけで二人の世界に入ってしまう。
いっそ結婚してもokじゃないか?
なんて思うエレン。

「おい、エレンよ、今何を考えていた?」
一瞬心を読まれていたのかと思いきや、違うみたいだ。
本当に怖い。
「いっ…いえ、仲がよろしいな…と。」
「…おい、それは本気で言っているのか、エレン。」

「…すみません。」
若干涙目になるオレ。流石にハンジさんの顔だと何か悲しい。
いつもは優しいから。

「リヴァイ、エレンをいじめるのやめてあげなよ。可哀想じゃな
い?」

「チッ…」
そう言うと手をはなす兵長。
(満更でもないんじゃないですか?兵長…)
言ったら完全に削がれる事を想定して言わない。
最近は大分慣れてきた。
(でも流石にこれはなぁ…)


《ハンジside》
(いやぁ〜困ったな…流石に…。まぁ作るしか無いけど。)
「でもまさか二人とも気づいて無かったなんで驚きだよ〜!
あははwww」
「ふざけるな。元はと言えばお前が間違えたのが悪いんだ。」
「ところでどんな薬を作っていたんですか?ハンジさん。」


「あぁ、それはね、『小さくなる薬』を作っていたんだ。
ほら、巨人に使えば巨人も敵じゃないじゃない?」


「確かに!流石ですね兵t…ハンジさん!」
(あ〜…やっぱり慣れてないんだね…。仕方ないけど。)
「おい、さっさと作れ。」
「はいはい、ちょっとおこなの?」
「…………おい、………………?(ボソッ」
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!??/////」
(兵長の顔…じゃなくてハンジさんの顔真っ赤!!っていうか、
兵長の体なのに真っ赤!珍しい!)


「ちょっ!リヴァイ!反則!それ反則!!反則だってッ!!」
「そんなに動揺する物か?」
「だってリヴァイが………もごっ!」
リヴァイに口をふさがれる。その光景を見ていたエレンは固まっている。

(………やばいやばい…なんか変な方向に勘違いされないといい
けど…)
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