あなたのbook

□雪の日
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「オニュどこ、ここ?」


オ「えっナイショ!」



オ「もう少しまって今に楽しくなるよ(笑)」




(弱いんだよなぁその笑顔みちゃうと)心の中で呟く







オニュが私の手を引き歩いていくから、手をひかれるままにオニュについていく



ホントはねオニュと手を繋いでるだけで嬉しくて暖かくて幸せになるのに




彼の柔らかな手でもっと私に触れて欲しいと思うのはイケないことかな









お「着いたよッ」








雪の日、少し暗い森みたいなところをぬけて日の当たる場所に出たら
一面が真っ白で別の世界に入ってしまったみたい、明るすぎて目が慣れない、
太陽の光が雪に当たってキラキラしてる
そこはオニュが散歩してる時に見つけたらしい



「わぁ〜キレイ,,,
オニュここすごっくキレイだね」

お「そうでしょ雪が降ったらキレイだと思ってみせたかったんだ」





お「今は二人だけの世界だよ」


「ありがとうオニュすごく嬉しい」


お「よかったじゃご褒美」



オニュの顔が近づいておでことおでこをくっ付けてくる、鼻と鼻とがあたる



お「鼻、冷たくなっちゃったね風邪ひかしちゃうかな?」



オニュが優しく抱きしめてくれる



「大丈夫、オニュといれるだけでポカポカするから幸せ」




鼻と鼻とをくっ付けたら今度は頬っぺたと頬っぺたを合わせすりすりする
(それだけですごく楽しくなってくる)




顔を離すと一瞬目と目が合う、オニュはいつもみたいに糸目になって微笑んでくれる



(なんていとおしいんだろこの人は)



「オニュ、キスして」

お「いいの?」





オニュの顔を見ながら頷く




最初は触れるだけお互いの唇の感触がわかる、
角度を変えて互いの唇を味わう目と目を合わせる


(なんでオニュはこんなに色っぽい目をするんだろ)



キスだけなのにだんだん身体が火照ってくる

オニュの首に手をまわす
オニュも私の腰に手をまわす


唇を重ねながら今度は舌と舌を絡める
オニュの歯に沿って舌を動かしていく


(オニュの唇がすっごくやわらかくて気持ちいい)


キスだけなの身体に力がはいらなくなってよろけそうになる


オニュがさっきよりも強く引き寄せてくれる



顔を離してオニュが聞く


お「気持ちいい?」


「すっごく気持ちいいよ
もっとオニュが欲しい」


お「僕も同じ、もっとキスして離れられなくしてあげる(笑)」


「大好きオニュ」

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