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!プロローグ
いきなりだが、私は不思議な力を持っている。
生まれつき私に装備されていた力。
べつに頭が可笑しくなったのではなく、本当の話。
力が発揮されたのは産まれて間もない頃、突如消えた私。
両親パニックである。
あ、そして私は産まれる前からの記憶が全てある。
所謂転生と呼ばれるものを私は体験したのだ。
そんな私の両親はあら不思議。な髭を携えた素敵ダンディなお父さんと儚く綺麗なお母さん。
両親は私がNEXTだと知り、大変喜んでもくれたが、悲しんでもいた。
それは力を制御出来る年ではないから、というのが一番大きかったらしい。
まあ、そんなことはおいといて。
私、鏑木凜はタイバニの世界に転生しました。
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