＊ｺｺはどこ?え?ﾄﾘｯﾌﾟ?＊
□第一話目
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｢友里、帰ろー｣
『あ、咲音ちゃん!ちょっと待ってて』
ここは神奈川中学校。
私、植野友里は丁度今、友達の岡田咲音と帰宅するところなのです。
｢いやー、にしても受かって良かったね、高校。｣
『咲音ちゃんこそ!』
私達は中学三年生。受験生です。
でももう今は3月。受験は終わり、後は中学最後の行事、卒業式を終えるだけとなりました。
『そういえば、日野崎ちゃんは?』
｢あ、日野崎は、今日合格発表なんだと｣
『あ、本当?うわぁ、なんか私緊張してきた』
｢いや、なんで友里が緊張してんのよ｣
日野崎夏希ちゃんもとても仲の良い友達です!
｢あ、そういえば友里、最近ﾊﾏってる曲何?｣
『え、何、急に?…んー、まぁ今は<鏡の中の俺>かな』
｢マジで?あれ、日吉いじめだよね｣
なんて笑いながら言ってきた。
『だよね、あの体制きついでしょうね』
二人で笑いあいながら下校。
『あー。マジ氷帝行きたい。』
｢私立海か四天宝寺だわー｣
『えー、氷帝の方が良くない?金持ち。』
｢それもそうか｣
『そしてイケメン集団!』
｢立海も四天宝寺もイケメン集団だわ｣
｢まぁ、そうだけど…。氷帝が良いよ!愛してる!氷帝!｣
｢ちょ、叫ばないでよ恥かしい｣
『氷帝学園に行きたい日吉を眺めたい上から下まで出来る所までを眺めたい』
｢一息で言うなよ｣
『だってー』
｢んじゃ、私こっちだから。じゃねー｣
『おう、ばいばいー!』
やっぱり氷帝が一番良いと思います、はい。
なんて色々考えてたらもうお家。
考え事してるとやっぱ早いね!