【AHP】セカキク総詰め
□憲法コンビ
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振り回すのは俺だけだし〜！
俺はフェリクス・ウカシェヴィチだし〜！
今、アポも取らずに来てやったんよ〜！
絶対に本田困って慌てるし〜！
と、思ったのに
「おや、フェリクスさん。わざわざ遠い所からありがとうございます。」
って普通に通してくれたし〜！
マジあり得んし！
ちょっと困らせたいからいきなり来たにも関わらず
「本田んとこ、寿司で有名だから寿司食いたいんよ〜！」
って言ったら玄関に寿司持った人来るし〜！本田凄すぎるし！
「他の人にも…」
「はい？」
「他の人にもこんなに尽くしてるん？」
「そこまで尽くしている…という訳ではないですが…。」
「だったらちょっと嫉妬するし。」
「え？」
「なんでもないし〜。」
本田は俺にだけ尽くしてくれればいいんだし〜。
他の奴に振り回されてる本田とかマジありえんし。
「…何か怒ってらっしゃいますか？」
「怒ってないし〜…。」
ちょっと拗ねてるだけだし。
さっきまでの我儘は困った顔してなかったのに、今は怒って無いって言ってるのに困った顔して…マジ意味分からないし〜。
「そうだ、羊羹食べますか？」
「それ美味しいん？」
「お口に合うかは分かりませんが…私は好きですね。」
「なら食べるし〜！」
こうして本田が持ってきた羊羹はマジ最高だったんよ〜！
「マジ最高だし〜！」
「褒めて頂き光栄です。」
あれ？
俺はさっきまで何を怒ってたんか忘れたし〜。
きっと本田の魔法のせいだし〜。
マジ凄すぎるし〜！！
俺、時々思うんよ〜。
「俺の我儘に疲れたりせんのん？」
「え？私は貴女を我儘だとは思っていませんよ？」
「そうなん？」
「時々、突拍子もなく面白い事を思いつく凄い人方だなとは思いますが…。」
「それ本当なん！？」
「えぇ、本当ですよ？」
「やったし！俺、マジ凄すぎるし〜！この事トーリスに自慢したいから、俺帰るし！」
マジ最高だし〜！
いつか本田と両思いになる日も近いし！
「あ、ちょっとフェリクスさん！忘れ物ですよ！」
「じゃあ、それ忘れて帰るから今度は本田がアポ無しで来たら良いし〜！そしたら、負けないぐらいおもてなししてやるんよ〜！」
「それは、忘れ物とは言わな「じゃあ帰るし〜！」
なんか本田が言ってたけど気にせんし〜！
今度来たら、俺にメロメロにさせてやるんよ！