【AHP】セカキク総詰め
□枢軸お花組
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俺、犬みたい
僕はフェリシアーノ!
女の子とパスタが大好きなお茶目さんだよ!
「菊〜っ!!」
俺が元気に呼びかけると黒髪をさらりとなびかせながら、女の子とパスタよりも大好きな人、本田菊が振り向いてくれた。
「おや…フェリシアーノ君。お久しぶりです。」
「うん、久しぶり〜!会いたかったよ〜!」
俺が元気よく飛びつくと、菊は顔を真っ赤にした。
今まで何回も飛びついてるのに慣れないんだね〜!可愛いな〜!
「な、何回言ったら分かるのですか!私は貴方方と違い、過度なスキンシップは慣れてないのですよ!!本当に責任取ってもらわなくてはならなくなってしまいます!」
そう言いながらぽこぽこと頭から蒸気を出す菊。
あんまり怒らないのに妙なとこで怒るよね〜。
でも…もしも今の話が本当なら俺は本当に何回でも抱きしめて責任取らなくてはならない状況にしたいぐらい俺は本気!
でも、今そんな事言ったら怒られちゃうよね…。
「ごめんね。俺、久しぶりに会えたのが嬉しくて…。」
「…仕方ない人ですねぇ。」
俺が悲しい顔して謝ると、菊は優しくそう言って頭を撫でてくれるんだ。
やっぱり優しいよね!
「俺、犬みたい。」
「ふふ、ポチ君もいるのにどうしましょう?」
今は菊のペットみたいな俺だけど、いつか伝えるんだ!
Amaってね!