【AHP】セカキク総詰め

□生真面目コンビ
2ページ/6ページ

各国に心配させてみた
〜ルートヴィヒ編〜








「本田!塩は控えろとあれほど言っただろう!!」
「ま、誠に申し訳ありません…。」

大好きな塩ジャケは大人しくお皿に返った。

「でも、大好きなんですよ…塩ジャケ。」
「ある程度の塩の摂取は許可する。だが…塩ジャケはダメだ!」
「毎日食べてたのを一ヶ月に一度にしたのですよ?」
「うむ…だが、既に高血圧だから年に一度にしておけ、本田。」

ルートヴィッヒにしてはかなり譲歩はしているのである。
それは菊だってわかっているのである。

「ですよね…。ルートヴィッヒさんも私を心配して下さっているのですし…。我慢します。」
「うむ。そうしてくれると俺の胃も楽になる。」

そう言って微笑むルートヴィッヒを見ると、「でも、この塩ジャケは食べても良いですか?」とは言えなくなる菊であった。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ