黒子のバスケ 中学生編 連載
□第7Q
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翌日、目を腫らした綾が3軍の朝練に登校してきた。
その姿に、黒子が気づく。
『(綾さん・・・凄く目が腫れてる・・・昨日1軍の練習で何かあったのかな・・・)』
朝練が終わり、片付けしている綾の元に黒子がやってきた。
『綾さん、大丈夫ですか?』
『え?テツヤ、なんで?』
『いえ・・・今日の朝練、綾さんうわの空の様になっていたので・・・。』
『え。あたしそんな感じに見えてた?ごめん・・・ダメだなぁ。つくづく・・・。』
綾が落ち込んでしゃがみこむ。
『僕に出来る事があったら言ってください。』
『ありがとう。テツヤ。でも、これはあたしの問題だから・・・』
またボロボロと涙を流す綾。
『・・・綾さん・・・』
何もしてあげられない自分がもどかしい・・・
黒子は黙って泣く綾の頭を撫でてあげた。
『』