黒子のバスケ 中学生編 連載

□第7Q
1ページ/1ページ


翌日、目を腫らした綾が3軍の朝練に登校してきた。

その姿に、黒子が気づく。

『(綾さん・・・凄く目が腫れてる・・・昨日1軍の練習で何かあったのかな・・・)』

朝練が終わり、片付けしている綾の元に黒子がやってきた。

『綾さん、大丈夫ですか?』


『え?テツヤ、なんで?』


『いえ・・・今日の朝練、綾さんうわの空の様になっていたので・・・。』


『え。あたしそんな感じに見えてた?ごめん・・・ダメだなぁ。つくづく・・・。』


綾が落ち込んでしゃがみこむ。


『僕に出来る事があったら言ってください。』

『ありがとう。テツヤ。でも、これはあたしの問題だから・・・』


またボロボロと涙を流す綾。


『・・・綾さん・・・』


何もしてあげられない自分がもどかしい・・・

黒子は黙って泣く綾の頭を撫でてあげた。


『』
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ