日常・溺愛・狂愛ドリーム
□奇跡の出会い
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中学最後の夏休み、最悪なことがおこった。
大嫌いなアイツと---
「うわぁ…すげー!」
「おいっ!はしゃぐなよ!」
「手塚、あいさつをたのむ。」
「わかりました。竜崎先生。---
今回は全国大会出場校と合同で強化合宿を行うことになった。みんな、油断せずに行こう。」
「アーン?あいさつになってねーぞ手塚!フン、俺様が手本を見せてやる。いいですか、監督。」
「ふむ…行ってよし。」
「いいかおまえら!今回の合宿はただの合宿じゃねぇ!!サファイバル合宿だ!気を緩めるなよ!乾杯!!」
「よっしゃあー!」
「おーーー!!」
「うわ…すごい。」
「…だね」
「ん?…桃先輩。ここって貸切…っすよね?」
「あ?なんだ越前。聞いてなかったのか?手配ミスで一緒に乗ることになったんだってよ。なんでも、ここの船長さんの娘とその友達だってよ。」
「へぇ…」
「なんだぁ?気になんのか?」
「…べつに。」
ゴゴゴゴ----
「ん?」
「なんだ?」
ガタン!!----
「きゃあ!」
「なに!?」
「っつ!嵐だっ!」
「え?」
「嵐!?」
「みんな!非難するぞ!!救命ボートに乗れ!!」
南の島に行くはずが、嵐に巻き込まれて---
着いたのは無人島でした。