..novel..

□悪趣味(*)
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目を開けるとそこには見慣れた白い天井が広がっていた。
窓の外に目をやるとカーテンから夕日の光が溢れている。

ヘソンはゆっくりと起き上がった。どうやら昼寝をしてしまったようだ。

「...っ」

体が熱い。最近は仕事が忙しくてエリックに会っていないからだろうか。

何年前からか気づけばエリックとは肉体関係にある。

好き...かはわからない、というのが本心だ。でも、触れられるのが気持ちよく感じる。

自分で女の子を抱くよりずっと気持ちよくしてくれるのだ。

もちろん自分でするよりも....。
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