へるぷみー
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そして、無事時間内に学校に到着し、点呼を確認された。
すごく校内も綺麗で、エアコンもある。
トイレは全部新品で、デパートにあるものと何ら変わりない。
羽織っていたコートを脱ぐと、意外に室内は暖かかった。
「1-C」と書かれたクラスに荷物を置き、指定された机に教科書がおいてあった。
「ーーおはよ!はじめまして、あたし佐伯 恵!」
私の机の前に来た子は、すごく明るくて…
私に似ているなーと自分でなにか思っていた。
今朝のことは全部忘れ、もう、楽しもう!
「私名字名前!東京の中学校出身で、転勤でここを受験したの。よろしく!」
恵は地元?と聞くと、そう!と返ってきた。
ああ、凄くいいこだ。
「そろそろ入学式始まるね。体育館行こうか」
そして体育館へ入り、長い入学式が始まるのだった。