夢の続き

□出会い
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「遠慮せずにさ。俺がほあげたいだけなんだから。」
「だからいらないっていってんじゃん」

試験会場に無事にたどり着いた##NAME1##は、さっきから変な奴に絡まれていた。





数分前ーーー


「君、見かけない顔だね?試験は初めてかい?」
「そうだけど・・・あんた誰?」

一日中鳥を操り、空を飛んできた##NAME1##は、会場の隅の方の石段に座り、うとうととしているところ、声をかけられた。
顔をあげると丸っと太った体型の男が、ニコニコ##NAME1##をみて立っていた。

「俺はトンパってんだ。今年でハンター試験36回になるベテランさ」
「ふーん・・なら35回も受けて合格できない落ちこぼれさんなのね」
「うっ・・・ま、まぁハンター試験は難しいからね」

トンパと名乗った男は、痛いところをつかれて苦笑いを浮かべる。だが、また笑顔をになると、自分の鞄をあさりだした。

「まぁ、これからわからないことあったら聞いてくれよ。これお近づきの印として乾杯しようぜ」
「・・・いらない」

鞄から取り出したものは、缶ジュースだった。けれどリンは興味がないらしく、横目で見ると、すぐに目を反らした。

「そんなこと言わずに乾杯しようぜ。仲良くなりたいしさ」
「私は仲良くしたくない・・・つぅか今飲みたくない」
「まぁまぁ美味しいから飲みなって」
「嫌だ」
「そんな遠慮せずに・・・・」

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