銀魂
□5話~脇だけ洗っておきゃいいんだよ脇だけ~
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季節は夏。
じりじりと肌を焼く太陽が眩しい季節。
「あーあついなんでオレたちの制服ってこんなカッチリしてんだ?
世の中の連中はどんどん薄着になってきてるってのに
おまけにこのクソ暑いのに人捜したァよもうどーにでもしてくれって」
土方がブツブツ呟いていると、
「そんなに暑いなら夏服つくってあげますぜ土方さん…」
後ろから沖田の声が聞こえ振り向くと、
「うおおおおおお!!」
沖田の刀が肩近くを横切る。
「あぶねーな動かないでくだせェケガしやすぜ」
沖田が刀をちらつかせ言う。
『くくくっ』
「あぶねーのはテメーそのものだろーが何しゃがんだテメー!!霧人!笑うんじゃねー!!」
「なんですかィせっかく制服ノースリーブにしてやろーと思ったのに・・・」
しょぼんと落ち込む沖田。
「ウソつけェェ!!明らかに腕ごともってく気だったじゃねーか!!」
「実は今、俺が提案した夏服を売り込み中でしてね。土方さんもどうですかロッカーになれますぜ」
『今ならお安くしておくっすよ』
「誰が着るかァ!明らかに悪ふざけが生み出した産物じゃねーか!!」
と、言っていると後ろに、