Dark Pink
□キレイに。
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Nside
これ・・・虫の知らせっていうのか・・・?
ものすごくイヤな予感が押し寄せる。
誰にでもない・・・相葉さんにだ。
ドラマが終わって、やっと普通のリズムに戻れると喜んでいた。
でも、内容が内容だったからキャパオーバーしてんじゃないか?
『俺には・・・難しいや。』
いつかそうこぼしていた。
ドラマが終わったら、思い切りまた愛してあげるって約束だった。
何度電話してもつながるわけがなくて。
俺は、呼ばれてもいないのに鍵と財布をポケットに入れて家を飛び出した。