パラレル
□蜜
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Aside
「セカンドバージン??」
「そう。あのね、この歳になってしばらくSEXしてないからね?」
「ほへー。知らなかった〜」
「何で私、相葉君にこんなこと相談してるのかしら?」
それって、少しでも俺を狙ってるからでしょ?
でも、残念。
「あ、先輩!僕もう時間なんで!!」
逃げ足だけは速いんだよね〜
僕は先輩の話を遮って、会社を出た。
もう空は夕焼けで、仕事帰りのサラリーマンで駅もごった返していた。
「急がないと!」
一人で自分をはやし立てて、ある場所に向かった。