パラレル

□蜜 2
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Aside


潤に出会ってからもう半年が経つ。

あの日からほぼ毎日のように、お互いの家を行き来して抱き合ってる。

その間に潤がどんなひとなのかも分かってきたし、潤も俺のことをたくさん知ってくれた。

潤の職業は、カメラマンだった。



「じゅーん、起きてー」

「・・・やだ。」

隣で寝ていた潤を揺すって起こす。潤の寝起きはすこぶる悪い。だから、仕事がある朝は俺が頑張って起こしている。

「ほら、もう遅刻しちゃうよ!」

「えー・・・」

「もー!しらないよ!遅刻しても!!」

しびれ切らして俺がベッドから抜けようとすると、強い力でまた中に引き込まれて抱きしめられる。

「・・・一発ヌかせて?」

耳元で言われたそのコトバに身体が硬直する。俺だって断ればいいのに、腰から感じる潤の立ち上がったモノの熱が俺をどうしようもなくする。

「・・一回だけね?それと、いれないからっ」

「ふっ・・りょーかい・・」

「んぅっ・・」

重ねられた唇と、互いに触り合う自身。



・・・また、遅刻ギリギリかな・・



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