SHORT STORY

□お疲れ様。
2ページ/7ページ

Jside


「お疲れ様、ショコラティエさん?」

以前頑張ると誓い合った、ソファーで雅紀が俺に言った。

「ありがと。」

「見てたよ。チューばっかりっ」

いきなりトーンが上がって、俺の頬に吸い付くように雅紀がキスをしてきた。

「ふっ、妬いた?」

「妬いた!俺もしてほしい!」

可愛くてしかたない。年上なんだけど・・。

後頭部に手を添えて、抱き寄せた。

「してあげる。・・・それ以上も。」

「ね、あれ言って?」

あれ・・・?

「するー?しよ?ってヤツ!」

覚えてたんだ・・(笑)。

もちろんリクエストにお答えする。キスをする寸前の距離感まで顔を近づけた。



「雅紀・・・する・・・?シよっか・・」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ