クレイジー・レクイエム
□初任務
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神田
「…」
アイ
「…」
…何でこうなった
俺は任務から帰って蕎麦食いに食堂にいこうとした筈
なのに何でこいつと睨み合ってんだ！？
神田
「…何の用だ」
アイ
「…」
女は問いを無視して、ポケットからゆっくりと紙を取り出したそれを俺に差し出した
神田
「あ？教団の地図？」
何がしたいんだこいつは
不機嫌になっていると、スラリと細く白い指が地図のある場所を指座した
神田
「食堂…？」
こくんと頷いた女
…食堂がどうした
神田
「…」
アイ
「…」
再び沈黙
何でこうなった！！
いい加減口開け！！
しばらくして、抜刀してやろうかと考え出した時
「アイさん、何して…神田！？」
この状況を打破する嫌いで似非紳士な救世主野郎が現れた