君はどこ?
□はじめ
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ハク
「し…白野ハクです。よろしくお願いします」
頭をさげたと同時に聞こえてくる拍手
「白野の席は…越前の隣だな」
ハク
「はい」
あれから3日後、私は青春学園に編入した
名字の白野はリョーマ君が「髪白いし…白野でいいんじゃない?」とつけてくれた
…テキトーだなぁ
隣の席に座るとリョーマ君が小さな声で「よろしく」と呟いた
HRが終わったと同時に始まった恒例転校イベント・クラスメイトの質問責め
ハク
「えっと…あのっ…えー」
リョーマ君に目で助けを求めたけど…
リョーマ
「…ふっ」
ハク
《鼻で笑われた!?》
あえなく無視
た、助けてぇ…