ウォンキュ
□初めてのお泊まり
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「キュヒョナ、今日家で飲む?」
誘われると思った。
今日はもう解散になりそうなタイミングで、すかさずキュヒョンのそばに来たシウォン。
キュヒョンは会ったときから今日誘われることは何となくわかってた。
「…今のマンションは来たことないだろ。昨日のイベントの仕事でワインもらったんだ。」
ただ誘うだけじゃなくてキュヒョンの興味をひく誘い方をする。
スケジュールも大体わかってるから、飲める日だって知ってる。
ちょっと考えるフリなんかしてるともっと近づいてきて、人前でも構わず密着するシウォン。
それも予想してたキュヒョン。
「…うん。」
誘われる前から何となく今日はシウォニヒョンと一緒にいるって決めてた。
恋人同士ではないけど何となくお互い通じ合ってる二人。