Zzz
□たたそれだけで
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「ねぇ、テツ君」
「ねぇ、テツ君」
同じクラスのさつきちゃんは帝光バスケ部のマネージャー。
だから、私の横の席で私の想い人の黒子君と仲がいい。
わざわざ席に来て話しかける程。
私なんてまだ全然話したことないのに...
ほら、また今日も"テツ君"って
私も話したい。
黒子君と仲良くなりたい。、
そんなある日
「テツ君ー!レギュラーの皆で、遊園地行こう!ってなってるんだけど、チケット1枚余っちゃって誰か誘ってくれない??できればー、女の子!」
「女子、、ですか?」
「うん!あたし一人だとちょっとねー。」
「...分かりました」
あーぁ、黒子君誘う人いるんだー…しかも女子なんて、。
思わず机に突っ伏す。
今、笑えって言われても笑えない
トントン
誰かが私の机を軽く叩いている。
「ん、?」
それは、、
「く、く、黒子君…!?」
だった。
「どうしたんですか?そんなに慌てて」
「あ、いや。なんでも、ないよ?」
「なら、良かったです」
ふっと黒子君が微笑んだ
「...っ///」
「で、さっきの話聞いてましたか?」
「さっき、?」
突然なんのことやら。
さっきって、。さつきちゃんが言ってたことかなー?
「一緒に行きませんか?…遊園地」
「...へ....?!」
思わずマヌケな声が出た。
「ゆゆゆゆ、遊園地?!しかも、キセキのみんなと。?!」
黒子君のお誘いで、?!
「嫌ですか、?」
そんな顔して聞かないでください...
だって、
「嫌じゃないです、。」
「よかった。じゃあ、予定合わせててくださいね」
「りょ、了承です、」
黒子君に誘われたそれだけがただ嬉しくて。
(...桃井さんに感謝ですね)