Zzz
□ココア
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あー、寒い寒い。
おかげさまで鼻水ずびずびです。
「く、くしゅんっ」
「きい風邪かい?」
「あ、周助ー。うーん、風邪っぽい」
いつの間にか周助が部屋から戻ってきていた。
今おうちデート中なのです。
因みに周助宅。
「はい、これ」
といって渡されたのはブランケット。
「ありがとー...ずびっ」
それでも私の鼻水は止まらない。
「んー、どうしよう。」
そっと私の横にすり寄る周助。
「こっちおいで?」
「ん、」
手招きをされ、周助の肩に頭を乗せる。
そして周助は私の肩をだく。
...あったかい....
スースー...
「あれ?きい寝たのかな?
ふふっ。安心しきって」
そっと不二はきいの髪を撫でる。
「んー....…」
「ふふふっ」
いつも以上に楽しそうな不二。
ふと何か思いついたように立ち上がった。